観光
愛犬と歩く江の島——ペット可スポットと、押さえておきたい注意点
犬を連れて江の島に行きたいけれど、どこまで入れるの? 何に気をつければいい? 飼い主なら誰もが抱く疑問を、エリア別に整理する。
神奈川県藤沢市に位置する江の島は、湘南を代表する観光地だ。海に囲まれた自然豊かな島で歴史・文化に触れるスポットが点在しており、ペットフレンドリーな雰囲気があり犬同伴OKのカフェやレストラン、広々とした浜辺や散歩道が多いのが特徴とされている。一方で、施設ごとにルールが異なるため、事前の情報収集が欠かせない。まずは「どこに入れて、どこには入れないか」を把握することが、愛犬との江の島散策を成功させる第一歩だ。
島内での移動に関しては、いくつかの注意点がある。江の島弁天橋(歩行者専用)を渡って島に入るところからスタートするが、観光客が多く混雑するため、大型犬の場合は特に周囲への配慮が必要だ。島内は坂道と階段が多く、ペットカートでの移動は難しい場合がある。野外エスカレーター「江の島エスカー」、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドルは、ペットの全身が完全に入る袋・ケージ・カートに入れた場合に入場でき、施設内でペットを地面に降ろすことはできない。スリングや抱っこでは入場できないので、全身を覆えるキャリーを用意しておきたい。江島神社の参拝については、事前に神社へ確認しておくと安心だ。島外の片瀬海岸にある新江ノ島水族館や、島の最奥部にある江の島岩屋に立ち寄る予定なら、ペット同伴の可否や条件を各施設の公式情報で事前に確認しておこう。
食事・カフェについては、テラス席を設けたペット同伴可の店が島内に点在している。奥津宮方面への道沿いにあるいくつかの飲食店はテラス席が多く、犬連れOKの店がまとまっている。サムエル・コッキング苑内の店舗を利用する場合は、苑内のルールどおり、ペットを全身が入るキャリーやカートに入れておく必要がある。ただし、どの店もルールや受け入れ態勢が変わることがあるため、訪問前に公式サイトや電話での確認を強くおすすめする。
島外エリアも含めて計画を立てると、より充実した一日になる。片瀬海岸や鵠沼海岸の砂浜は犬連れでの散歩も楽しめるエリアで、海を感じながらのんびり歩ける。島内が混雑する週末の昼間は、浜辺から島を眺める時間を多めに取り、島内の探索は開場直後の午前中や夕方前に集中させると、人の多さによるストレスを軽減できる。また、上空ではトンビが飛んでいることが多いため、砂浜や島内での飲食は控えめにするか場所を選ぶのが無難だ。愛犬のリードは常に手放さず、混雑時はすれ違う人への配慮を忘れずに。マナーを守ることが、次の犬連れ旅行者への道を開くことにつながる。
