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逗子駅に2028年春、新しい駅ビルが誕生する - JR東日本が9月末に建設工事を着手
JR東日本が2026年9月29日、横須賀線・逗子駅に隣接する新しい駅ビルの建設工事着手を発表した。地上2階建ての地域密着型商業施設で、2028年春の開業を目指す。
2026年9月29日、東日本旅客鉄道株式会社は「(仮称)逗子駅ビル」の建設工事に着手したことを公式に発表した。逗子市逗子一丁目、現在の逗子駅に隣接する敷地(面積約1,910㎡)に鉄骨造・地上2階建ての商業施設が新たに立ち上がる。延床面積は約1,870㎡。設計・施工は大和リース株式会社が担当し、運営は株式会社JR横浜湘南シティクリエイトが行う。工期は2026年9月末から2028年春を予定しており、開業も2028年春が目標とされている。
この駅ビルの最大の特徴は、商業施設にとどまらない複合的な機能を備えている点だ。2階部分には逗子駅と直接接続する新改札口が整備される計画で、なぎさ通り側から駅ビルを経由して駅へとアクセスできる新たな歩行者動線が生まれる。これにより、駅とまちの回遊性向上が期待されている。さらに、駅ビルの屋上は津波避難エリアとして整備される予定で、逗子市が海に近い地形を踏まえた防災機能の強化にも貢献する設計になっている。
JR東日本では今回の開発について、逗子に住まう人や訪れる人の暮らしに寄り添う地域密着型の商業施設を整備するとともに、駅を中心にヒト・まち・サービスをつなぐ新たな交流拠点の創出を目指すとしている。逗子市でも2025年から、まちづくり条例や景観条例に基づく事前協議が進められており、2026年6月には市とJR東日本との事前協議が完了。両者が連携しながら駅前交通施策と一体となったまちづくりを推進してきた経緯がある。
逗子駅は横須賀線と湘南新宿ラインが乗り入れ、多くの列車の終点として機能する横須賀線の拠点駅のひとつ。東京・横浜方面へのアクセスが良く、沿線に暮らす住民が多い一方、現状では駅前の商業環境が限られていた。2028年春に新駅ビルが開業すれば、逗子駅の玄関口としての風景が大きく変わることになる。テナント構成などの詳細はまだ明らかにされていないが、海と山に囲まれた逗子らしい地域密着型の施設づくりへの期待が高まっている。
