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旅館も飲食店も上映会場になる - 第15回 茅ヶ崎映画祭、10月10日から45日間開催
2012年から続く「街と人がつながる、手作りの映画祭」が15回目の節目を迎えた。茅ヶ崎館やスタジオカフェバル、アートスペースなどまちなかの会場を使い、全6プログラムを上映する。
2026年10月10日(土)から11月23日(月・祝)にかけて、「第15回 茅ヶ崎映画祭」が開催されている。公式サイトによれば、会場は茅ヶ崎館、スタジオカフェバル TODO、CREATIVE SPACE HAYASHIの3か所で、全6プログラムの上映が行われる。映画館やホールではなく、まちなかの旅館・飲食店・アートスペースを舞台にするのがこの映画祭ならではのスタイルだ。
今年の特別招待作品は、広瀬奈々子監督の長編デビュー作『夜明け』。オープニング上映には、国内外の映画祭で評価を受けてきた恵水流生監督の『狐の嫁入り』、クロージング上映には小津安二郎監督の遺作『秋刀魚の味』が据えられている。また、高校生クリエイターによる作品上映や、パフォーマンスを伴うアート系実験映画、浪曲のドキュメンタリーなど、ジャンルの幅が広いのも特徴だ。
15年目の今回は、市内全域を舞台にした「CHIGASAKI CREATIVE WEEK 2026」のプログラムのひとつとして参加している。同WEEKのテーマは「創造は、まちのいたるところに。」で、映画、音楽、アート、文学、マルシェなど多様なジャンルの企画が街全体に広がる45日間の取り組みだ。茅ヶ崎映画祭はその中心的なプログラムの一つとして位置づけられている。
メイン会場の茅ヶ崎館では、浴室棟再建を目指すクラウドファンディングも同時に動き出している。映画を「観る」だけでなく、その場所や街の歴史にも目を向けてほしいという実行委員会の思いが込められた今年の映画祭。茅ヶ崎を新しい視点で歩く45日間が、いま始まっている。